学生向けプログラミング入門

学生向けにプログラミングを解説。Java、C++、Ruby、PHP、データベース

フリーDICOMサーバを使用したPACS構築その8 CONQUESTのWeb参照機能

<<前  [TOP]


CONQUESTには保存されているDICOM画像をWeb参照できる機能が付属されています。
その機能を使えるようにするには、ApacheなどのWebサーバを動かす必要があります。


では早速、Apacheをダウンロードしてみましょう。
まずは、公式サイト(https://httpd.apache.org/)にアクセスします。
f:id:MrRadiology:20180109103436p:plain


2018年1月現在の最新バージョン「Apache httpd 2.4.29 Released」をダウンロードします。
トップページの「Download」リンクをクリックします。
f:id:MrRadiology:20180109103700j:plain


今回はWindowsにインストールするので、「Files for Microsoft Windows」をクリックします。
f:id:MrRadiology:20180109104957j:plain


2014年末からWindows 版インストーラが直接配布されなくなっていますので、「ApacheHaus」「Apache Lounge」などのサイトからダウンロードしなくてはなりません。
今回は、「ApacheHaus」からダウンロードしてみます。
f:id:MrRadiology:20180109105153j:plain


「ApacheHaus」のページが開きます。
f:id:MrRadiology:20180109105324p:plain


「Apache 2.4 Server Binaries」にある「Download Locations」のリンクをクリックすると、ダウンロードが始まります。
Windowsが32ビットの場合は「Apache 2.4.29」のリンクを、Windowsが64ビットの場合は「Apache 2.4.29 x64」のリンクをクリックしてダウンロードします。
ダンロードされるファイルは、それぞれ「httpd-2.4.29-o102n-x86-vc14-r2.zip」、「httpd-2.4.29-o102n-x64-vc14-r2.zip」という名前のZIPファイルです。
f:id:MrRadiology:20180109105649j:plain


今回は64ビット用のファイルをインストールしていきます。


まずは、ダウンロードした「httpd-2.4.23-x64-vc14-r2.zip」というZIPファイルを展開します。
展開したフォルダの中は以下のようになっています。
f:id:MrRadiology:20180109110257p:plain


この「Apache24」というフォルダを丸ごとCをドライブにコピーします。
これでインストールは終了です。
では、Apacheを起動してみましょう。
Cドライブにコピーした「Apache24」フォルダにある「bin」フォルダを開くと、中に「httpd.exe」というファイルがあります。
これをダブルクリックします。
f:id:MrRadiology:20180109111333j:plain
するとコマンドプロンプトが開き、Apacheが起動した状態になります。
f:id:MrRadiology:20180109111517p:plain
この状態でブラウザを立ち上げ、「http://localhost/」へアクセスして下さい。
この時、ファイヤーウォールでブロックしないように気をつけて下さい。
そうすると、以下のような「IT WORKS」と書かれたページが見えるはずです。
f:id:MrRadiology:20180109111656p:plain
Apacheを終了したい場合は、Apacheのコマンドプロンプト上で「Ctr+C」を押してください。


CONQUESTのWeb参照機能をApacheを使って行うには、若干設定が必要です。
設定といっても、CONQUESTのファイルをApacheのフォルダにコピーするだけです。


まずは、CONQUESTの展開フォルダ「dicomserver1419b」の「distribution」フォルダ(「ConquestDICOMServer.exe」がある場所)にある「webserver」フォルダに進みます。
次に、このフォルダの中にある「cgi-bin」フォルダの中のもの全部をApacheのフォルダ「Apache24」の中の「cgi-bin」フォルダに貼り付けます。


続いて、CONQUESTの展開フォルダ「dicomserver1419b」の「distribution」フォルダ(「ConquestDICOMServer.exe」がある場所)にある「dgate64.exe」、「dicom.ini」、「dicom.sql」の3つのファイルをコピーして、Apacheのフォルダ「Apache24」の中の「cgi-bin」フォルダに貼り付けます。
同じ名前のものはそのまま置き換えて下さい。


その後「dgate.exe」を削除してから「dgate64.exe」ファイルを「dgate.exe」にリネームして下さい。


もう一度CONQUESTの展開フォルダ「dicomserver1419b」の「distribution」フォルダ(「ConquestDICOMServer.exe」がある場所)にある「webserver」フォルダに進みます。
このフォルダの中にある「htdocs」フォルダの中のもの全部をApacheのフォルダ「Apache24」の中の「htdocs」フォルダに貼り付けます。


次に、同じくCONQUESTの展開フォルダ「dicomserver1419b」の「distribution」フォルダ(「ConquestDICOMServer.exe」がある場所)にある「libpq64.dll」ファイルをコピーして、Apacheのフォルダ「Apache24」の中の「htdocs」フォルダに貼り付けます。
以上のファイルをコピーしたら、Apacheサーバを再起動します。


これで、すべての準備が整いました。
インターネットブラウザを開いてアドレスバーに「http://localhost/cgi-bin/dgate.exe」と入力して移動してください。
CONQUESTのWeb参照トップページが表示されます。
f:id:MrRadiology:20180109154245p:plain


では、早速検索してみましょう。
「List Patient ID」の項目欄に「0009703828」と入力して「Go」ボタンを押してください。
このIDは、サンプルデータのIDです。
f:id:MrRadiology:20180109114921j:plain
f:id:MrRadiology:20180109114958p:plain
このように、検索結果(サンプルデータ)が表示されます。
f:id:MrRadiology:20180109115047p:plain


Patient IDのリンクをクリックしてください。
3回ほどクリックすると画像が出てきます。
f:id:MrRadiology:20180109154519p:plain


本来なら「view」というリンクをクリックすると、ビューアー表示も出来るはずがうまくいきません。
ブラウザとの相性が悪いだけかもしれません。


Web参照は、他のクライアントPCやモバイル端末からも出来ます。
他のクライアントPC上でインターネットブラウザを起動し、アドレスバーに以下のように入力します。
http://192.168.**.**/cgi-bin/dgate.exe


この「192.168.**.**」の部分は、サーバPCのIPアドレスを指しています。


<<前  [TOP]