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PHP | Apache(Webサーバ)のインストール

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PHPは"PHP:Hypertext Preprocessor"の略です。
Webアプリケーションの種類でいうと、PHPは通常「サーバサイド・スクリプト」として利用されます(CGIとしても使用できます)。
逆にいうとWebサーバにはPHPモジュールが組み込まれている必要があるということです。
PHPは以下のような特徴をもっています。


  • スクリプト言語である
  • HTML文書への埋め込み型言語である
  • エラーメッセージが比較的分かりやすい
  • JavaやC言語などの制御構造と文法が一緒
  • データベースの利用も容易
  • Apache(Webサーバ)へモジュール組み込みできる


    PHPはApacheのWeb(HTTP)サーバーのモジュールとして組み込んで利用されることが一般的です。
    Apacheは世界でもっとも多く使用されているWebサーバーです。
    まずはApacheをダウンロードしてインストールしてみます。


    まずは公式サイト(https://httpd.apache.org/)にアクセスします。
    Apacheトップページ
    Apacheトップページ


    現在の最新バージョン「Apache httpd 2.4.41 Released」をダウンロードします。
    トップページの「Download」リンクをクリックします。
    「Download」リンク
    「Download」リンク


    今回はWindowsにインストールするので、「Files for Microsoft Windows」をクリックします。
    「Files for Microsoft Windows」
    「Files for Microsoft Windows」


    2014年末からWindows 版インストーラが直接配布されなくなっていますので、「ApacheHaus」「Apache Lounge」などのサイトからダウンロードしなくてはなりません。
    今回は「ApacheHaus」からダウンロードしてみます。
    「ApacheHaus」リンク
    「ApacheHaus」リンク


    「ApacheHaus」のページが開きます。
    「ApacheHaus」トップページ
    「ApacheHaus」トップページ


    「Apache 2.4 Server Binaries」にある「Download Locations」のリンクをクリックすると、ダウンロードが始まります。
    Windowsが64ビットの場合は「Apache 2.4.29 x64」のリンクをクリックしてダウンロードします。
    ダンロードされるファイルは「httpd-2.4.41-o111c-x64-vc15-r2.zip」という名前のZIPファイルです。
    「Download Locations」
    「Download Locations」


    まずはダウンロードした「httpd-2.4.41-o111c-x64-vc15-r2.zip」というZIPファイルを展開します。
    展開したフォルダの中は以下のようになっています。
    展開したフォルダ
    展開したフォルダ


    この「Apache24」というフォルダを丸ごとCをドライブにコピーします。
    これでインストールは終了です。


    ではApacheを起動してみましょう。
    Cドライブにコピーした「Apache24」フォルダにある「bin」フォルダを開くと、中に「httpd.exe」というファイルがあります。
    これをダブルクリックします。
    「httpd.exe」
    「httpd.exe」


    するとコマンドプロンプトが開き、Apacheが起動した状態になります。
    Apacheの起動
    Apacheの起動


    この状態でブラウザを立ち上げ、「http://localhost/」へアクセスして下さい。
    この時、ファイアウォールでブロックしないように気をつけて下さい。
    そうすると以下のようなページが表示されるはずです。
    Apache起動確認
    Apache起動確認


    Apacheを終了したい場合は、Apacheのコマンドプロンプト上で「Ctr+C」を押してください。


    最後に「httpd-languages.conf」で言語に関する優先度を修正しておきます。
    Cドライブの「Apache24」フォルダにある「conf」フォルダに「extra」というフォルダがあり、そこに「httpd-languages.conf」というファイルがあるのでそれをメモ帳で開きます。


    [言語の優先度を修正]
    「ja」を先頭に移動します。

    修正前
    LanguagePriority en ca cs da de el eo es et fr he hr it ja ko ltz nl nn no pl pt pt-BR ru sv zh-CN zh-TW
                                      
    修正後
    LanguagePriority ja en ca cs da de el eo es et fr he hr it ko ltz nl nn no pl pt pt-BR ru sv zh-CN zh-TW
    



    今後作成したHTMLファイルやcgiファイルはCドライブの「Apache24」フォルダにある「htdocs」フォルダに入れることになります。
    この「htdocs」フォルダがコンテンツ置き場のトップディレクトリいうことになります。


    確認のためのHTMLを作成します。


    下記のHTMLをメモ帳で記述して「C:\Apache24\htdocs」に保存してください。
    ファイルの名前は「sample.html」とします。


    【sample.html】

    <html>
    	<head>
    		<title>サンプルページ</title>
    	</head>
    
    	<body>
    		<h1>サンプルページ</h1>
    	</body>
    </html>
    



    ブラウザを起動して、「http://localhost/sample.html」にアクセスしてみましょう。


    作成した[sample.html]が表示されます。


    サンプルページ
    サンプルページ


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