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フリーDICOMサーバ(CONQUEST)を使用したPACS構築 | 08 | MySQL編 | CONQUESTのWeb参照機能

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CONQUESTには保存されているDICOM画像をWeb参照できる機能が付属されています。
その機能を使えるようにするには、ApacheなどのWebサーバを動かす必要があります。


では早速、Apacheをダウンロードしてみましょう。
まずは、公式サイト(https://httpd.apache.org/)にアクセスします。

Apacheトップページ
Apacheトップページ


現在の最新バージョン「Apache httpd 2.4.41 Released」をダウンロードします。
トップページの「Download」リンクをクリックします。
「Download」リンク
「Download」リンク


今回はWindowsにインストールするので、「Files for Microsoft Windows」をクリックします。
「Files for Microsoft Windows」
「Files for Microsoft Windows」


2014年末からWindows 版インストーラが直接配布されなくなっていますので、「ApacheHaus」「Apache Lounge」などのサイトからダウンロードしなくてはなりません。
今回は「ApacheHaus」からダウンロードしてみます。
「ApacheHaus」リンク
「ApacheHaus」リンク


「ApacheHaus」のページが開きます。
「ApacheHaus」トップページ
「ApacheHaus」トップページ


「Apache 2.4 Server Binaries」にある「Download Locations」のリンクをクリックすると、ダウンロードが始まります。
Windowsが64ビットの場合は「Apache 2.4.29 x64」のリンクをクリックしてダウンロードします。
ダンロードされるファイルは「httpd-2.4.41-o111c-x64-vc15-r2.zip」という名前のZIPファイルです。
「Download Locations」
「Download Locations」


まずはダウンロードした「httpd-2.4.41-o111c-x64-vc15-r2.zip」というZIPファイルを展開します。
展開したフォルダの中は以下のようになっています。
展開したフォルダ
展開したフォルダ


この「Apache24」というフォルダを丸ごとCをドライブにコピーします。
これでインストールは終了です。


ではApacheを起動してみましょう。
Cドライブにコピーした「Apache24」フォルダにある「bin」フォルダを開くと、中に「httpd.exe」というファイルがあります。
これをダブルクリックします。
「httpd.exe」
「httpd.exe」


するとコマンドプロンプトが開き、Apacheが起動した状態になります。
Apacheの起動
Apacheの起動


この状態でブラウザを立ち上げ、「http://localhost/」へアクセスして下さい。
この時、ファイヤーウォールでブロックしないように気をつけて下さい。
そうすると以下のようなページが表示されるはずです。
Apache起動確認
Apache起動確認


Apacheを終了したい場合は、Apacheのコマンドプロンプト上で「Ctr+C」を押してください。


CONQUESTのWeb参照機能をApacheを使って行うには、若干設定が必要です。
設定といってもCONQUESTのファイルをApacheのフォルダにコピーするだけです。


まずはCONQUESTの展開フォルダ「dicomserver150」フォルダ(「ConquestDICOMServer.exe」がある場所)にある「webserver」フォルダに進みます。
次にこのフォルダの中にある「cgi-bin」フォルダの中のもの全部をApacheのフォルダ「Apache24」の中の「cgi-bin」フォルダに貼り付けます。


続いてCONQUESTの展開フォルダ「dicomserver150」フォルダ(「ConquestDICOMServer.exe」がある場所)にある「dgate64.exe」、「dicom.ini」、「dicom.sql」の3つのファイルをコピーして、Apacheのフォルダ「Apache24」の中の「cgi-bin」フォルダに貼り付けます。
同じ名前のものはそのまま置き換えて下さい。
その後Apacheのフォルダ「Apache24」の中の「cgi-bin」フォルダにある「dgate.exe」を削除してから「dgate64.exe」ファイルを「dgate.exe」にリネームして下さい。


今度はCONQUESTの展開フォルダ「dicomserver150」フォルダ(「ConquestDICOMServer.exe」がある場所)にある「webserver」フォルダに進みます。
このフォルダの中にある「htdocs」フォルダの中のもの全部をApacheのフォルダ「Apache24」の中の「htdocs」フォルダに貼り付けます。


次にCONQUESTの展開フォルダ「dicomserver150」フォルダ(「ConquestDICOMServer.exe」がある場所)にある「libmysql64.dll」ファイルをコピーして、Apacheのフォルダ「Apache24」の中の「htdocs」フォルダに貼り付けます。
以上のファイルをコピーしたら、Apacheサーバを再起動します。


これですべての準備が整いました。
インターネットブラウザを開いてアドレスバーに「http://localhost/cgi-bin/dgate.exe」と入力して移動してください。
CONQUESTのWeb参照トップページが表示されます。
Web参照トップページ
Web参照トップページ


では早速検索してみましょう。
「List Patient ID」の項目欄に「0009703828」と入力して「Go」ボタンを押してください。
このIDはサンプルデータのIDです。
IDの入力
IDの入力
以下のように検索結果(サンプルデータ)が表示されます。
検索結果
検索結果


Patient IDのリンクをクリックしてください。
3回ほどクリックすると画像が出てきます。
画像の表示
画像の表示


本来ならビューアー表示も出来るはずなんですが、エラーが消えずうまくいきません。
apacheとCONQUESTのLuaモジュールのバージョンの違いが原因のようです。


Web参照は、他のクライアントPCやモバイル端末からも出来ます。
他のクライアントPC上でインターネットブラウザを起動し、アドレスバーに以下のように入力します。
http://192.168.**.**/cgi-bin/dgate.exe


この「192.168.**.**」の部分は、サーバPCのIPアドレスを指しています。


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YAE C5 CLINIC(札幌美容クリニック)

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