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production.rbの設定
production.rbの設定



Ruby on Railsで開発したアプリケーションをデプロイする際、開発時にdevelopment.rbファイルに記述してきた設定を本番環境用設定ファイル「config\environments\production.rb」に書き写し、プラスして本番環境用設定を書き加える必要があります。
順を追って解説します。


「config\environments\production.rb」ファイルを編集していきます。

httpsの設定

https通信の設定を行い、SSLに対応させます。
49行目のコメントアウトを外します。

config.force_ssl = true


画像表示の設定

この設定を行わないと、デプロイした時に静的な画像が表示されません。
31行目「config.assets.compile」を「true」にします。

config.assets.compile = true


メールの設定

69行目のコメントアウトを外し、「config.action_mailer.raise_delivery_errors」を「true」にします。

config.action_mailer.raise_delivery_errors = true


アマゾンS3の設定

:localのままだとデプロイ環境では画像を更新することができません。
アプリケーションで画像の更新を実装している場合は、Amazon S3の設定は必須です。
41行目の「config.active_storage.service = :local」の記述を「:amazon」に変更します。

config.active_storage.service = :amazon


開発環境の設定コピー

「config\environments\development.rb」での設定(77行目から)をコピーします。
hostの部分にはherokuアプリケーション作成時に取得したアドレスを入れます。



herokuのダッシュボードで「Open App」ボタンをクリックすると取得したアドレスでページが表示されます。

Open Appボタン
Open Appボタン



記述追加 config\environments\production.rb(121行目)

  # デバイスのメール設定
  config.action_mailer.default_url_options = { host: 'https://gighubjapan-ef33d683140c.herokuapp.com/' }

  #Gメールの設定
  config.action_mailer.delivery_method = :smtp

  config.action_mailer.smtp_settings = {
    address: "smtp.gmail.com",
    port: 587,
    enable_starttls_auto: true,
    authentication: "plain",
    user_name: 'win.rails.learn@gmail.com',
    password: 'ご自分のGメールパスワードを入れてください'
  }



これで「production.rb」ファイルの設定は終了です。


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