↓↓クリックして頂けると励みになります。
【01 | 料金とアプリケーションの作成】 << 【ホーム】 >> 【03 | Stripeの設定】
Ruby on Railsで開発したアプリケーションをデプロイする際、開発時にdevelopment.rbファイルに記述してきた設定を本番環境用設定ファイル「config\environments\production.rb」に書き写し、新たに本番環境用設定を書き加える必要があります。
順を追って解説します。
「config\environments\production.rb」ファイルを編集していきます。
httpsの設定
https通信の設定を行い、SSLに対応させます。
47行目のコメントアウトを外します。
config.force_ssl = true
画像表示の設定
この設定を行わないと、デプロイした時に画像が表示されません。
29行目「config.assets.compile」を「true」にします。
config.assets.compile = true
メールの設定
67行目のコメントアウトを外し、「config.action_mailer.raise_delivery_errors」を「true」にします。
config.action_mailer.raise_delivery_errors = true
アマゾンS3の設定
:localのままだとデプロイ環境では画像を更新することができません。
アプリケーションで画像の更新を実装している場合は、Amazon S3の設定は必須です。
39行目の「config.active_storage.service = :local」の記述を「:amazon」に変更します。
config.active_storage.service = :amazon
開発環境の設定コピー
「config\environments\development.rb」での設定(65行目から)をコピーします。
115行目の「macoshigoto」の部分はご自分のherokuアプリ名を入れて下さい。
記述追加 config\environments\production.rb(115行目)
# デバイスのメール設定 config.action_mailer.default_url_options = { host: 'https://macoshigoto.herokuapp.com/' } #Gメールの設定 config.action_mailer.delivery_method = :smtp config.action_mailer.smtp_settings = { address: "smtp.gmail.com", port: 587, enable_starttls_auto: true, authentication: "plain", user_name: 'win.rails.learn@gmail.com', password: 'ご自分のGメールパスワードを入れてください' }
リアルタイムメッセージ(action cable)を導入していて、postgresを利用する場合、「config\cable.yml」ファイルを編集する必要があります。
記述更新 config\cable.yml
8行目の「adapter」を「async」に変更します。
「url: <%= ENV.fetch("REDIS_URL") { "redis://localhost:6379/1" } %>」と「channel_prefix: Oshigoto_production」の行はコメントアウトして下さい。
development: adapter: async test: adapter: test production: adapter: async # adapter: redis # url: <%= ENV.fetch("REDIS_URL") { "redis://localhost:6379/1" } %> # channel_prefix: Oshigoto_production
herokuで使用するnodeのバージョンを固定するために「package.json」ファイルを編集します。
記述更新 package.json
22行目から24行目に記述を追加しています。カンマを忘れないようにしてください。
nodeのバージョンは、ご自分の開発環境でnode -v
として確認してください。
{ "name": "amateur-report-world", "private": true, "dependencies": { "@popperjs/core": "^2.11.8", "@rails/actioncable": "^6.0.0", "@rails/actiontext": "^6.1.7-6", "@rails/activestorage": "^6.0.0", "@rails/ujs": "^6.0.0", "@rails/webpacker": "5.4.4", "bootstrap": "4.5.2", "dropzone": "5.5.1", "jquery": "3.6.0", "noty": "^3.2.0-beta-deprecated", "popper.js": "1.16.1", "raty-js": "2.9.0", "trix": "^1.2.0", "turbolinks": "^5.2.0", "webpack": "^4.46.0", "webpack-cli": "^3.3.12" }, "version": "0.1.0", "engines": { "node": "14.21.3" }, "devDependencies": { "webpack-dev-server": "^3" } }
これで「production.rb」ファイルの設定は終了です。
【01 | 料金とアプリケーションの作成】 << 【ホーム】 >> 【03 | Stripeの設定】
↓↓クリックして頂けると励みになります。