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Python | 05 | 条件判定するプログラム if

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ターミナルを開いて次の条件判定するプログラムを作ってみましょう。


【iftest1.py】

# iftest1.py

print( '1st message' )

print( '2nd message' )

if 10 > 100 :
	print( 'select true' )
else:
	print( 'select false' )

print( 'last message')



では、プログラムの内容をみていきましょう。
このプログラムは、if 文という構文を使っています。

if 条件 :
 処理1
else :
 処理2



もし、ifのあとの条件に当てはまれば、その後の「処理1」が実行されます。
もし条件に当てはまらなければ「処理1」は行われずに「else:」へ進み「処理2」が行われます。


このことをふまえて、プログラムを見ていきます。

if 10 > 100 :
	print( 'select true' )
else:
	print( 'select false' )

条件(10>100)は明らかにfalse(偽)ですから、「select true」という文字列は表示されずにelse:後の処理に移り、「select false」という文字列が表示されます。


では出力結果を見てみます。

iftest1.py
iftest1.py



もう一つ、条件判定するプログラムを見てみましょう。


【iftest2.py】

# iftest2.py

import random

x = random.uniform(0.1,0.9)

print(x)

if x > 0.8 : 
		print( '今日のあなたはとても幸運です!' )
elif x > 0.5 :
		print( '今日のあなたはちょっと幸運です。' )
elif x > 0.2 : 
		print( '今日のあなたはちょっと不運です。' )
else :
		print( '今日のあなたはかなり不運です!')



このプログラムでもif文を使っていますが、前のプログラムでは出てこなかったimport randomというのが新しく出てきています。


random関数はPythonのパッケージの中に含まれるものでrandom.random()のような使い方をすると1から100までの数のうち1つの整数が生成されます。
random.randint(開始数,終了数)のような使い方をすると開始数から終了数の間のどれか1つのint値(整数値)を生成します。
random.uniform(開始数,終了数)のような使い方をすると開始数から終了数の間のどれか1つのfloat値(浮動小数点値)を生成します。


今回は「0.1以上0.9以下の値」をランダムに得たいのでrandom.uniform(0.1,0.9)という書き方をしました。
random関数を使うには、プログラムの初めにimport文でimport randomと指定する必要があります。


それでは、今回出てきた構文を見ていきましょう。

if 条件1 :
elif 条件2 :
・・・
else :



このプログラムでは最初if 条件: から読み込まれます。
その後elif 条件 :が読まれます。
elif は何個でも記述することができます。
条件に当てはまるものが何もなければ、最後にelse:が実行されます。


何回か実行して結果を確認してみましょう。

iftest2.py
iftest2.py



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