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Ruby | 06 | if

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条件判定するプログラム if
条件判定するプログラム if



Rubyのif文は、条件に応じてプログラムの実行フローを制御するための条件分岐文です。

Visual Studio Codeで次の条件判定するプログラムを作ってみましょう。


新規作成 【iftest1.rb】

# iftest1.rb

puts '1st message' 

puts '2nd message' 

if 10 > 100 then

	puts 'select true' 

end

	puts 'select false' 

puts 'last message'



では、プログラムの内容をみていきましょう。
このプログラムは、if 文という構文を使っています。

if 条件 then

end



もし、ifのあとの条件に当てはまれば、その後のthen~endので囲まれた部分の処理が実行されます。
もし条件に当てはまらなければ、then~endので囲まれた部分の処理は行われません。
その後、end後の処理が行われます。


このことをふまえて、プログラムを見ていきます。

if 10 > 100 then

	puts 'select true' 

end

条件(10>100)は明らかにfalse(偽)ですから、「select true」という文字列は表示されずにend後の処理に移ります。

end

	puts 'select false' 

end後の処理に移り、「select false」という文字列が表示されます。


では出力結果を見てみます。

~/Desktop/Programming/RB $ ruby iftest1.rb 

1st message
2nd message
select false
last message



もう一つ、条件判定するプログラムを作成します。
Visual Studio Codeで以下のRubyプログラムを作成して下さい。


新規作成 【iftest2.rb】

# iftest2.rb

x= rand(0.1..0.9)

puts x

if x > 0.8 then 
		puts '今日のあなたはとても幸運です!' 

elsif x > 0.5 then 
		puts '今日のあなたはちょっと幸運です。' 

elsif x > 0.2 then 
		puts '今日のあなたはちょっと不運です。' 

else 
		puts '今日のあなたはかなり不運です!'
end



このプログラムでもif文を使っていますが、前のプログラムでは出てこなかったelsifというのが新しく出てきています。


また、rand(0.1..0.9)というものも出てきています。
Rubyのパッケージの中に含まれるもので、「0.1以上0.9未満の値」をランダムに得ることができます。


それでは、今回出てきた構文を見ていきましょう。

if 条件1 then
elsif 条件2 then
・・・
else
end



このプログラムでは最初、if 条件 then から読み込まれます。
その後、elsif 条件 thenが読まれます。
elsif は何個でも記述することができます。
条件に当てはまるものが何もなければ、最後にelseが実行されます。


何回か実行して結果を確認してみましょう。

~/Desktop/Programming/RB $ ruby iftest2.rb

0.6453396032069605
今日のあなたはちょっと幸運です。

~/Desktop/Programming/RB $ ruby iftest2.rb

0.17269926056369
今日のあなたはかなり不運です!



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