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Visual Studioで新規プロジェクトを作り、次のcppファイルを作成して下さい。
【IfTest3.cpp】
#include <iostream> int main() { int a; a = -1; if ( a > 0) { std::cout << "a > 0" << std::endl; } else if ( a == 0 ) { std::cout << "a = 0" << std::endl; } else if ( a < 0 ) { std::cout << "a < 0" << std::endl; } }
このサンプルプログラムでは「if-else if文」とよれる構文を使用しています。
「もし〜なら〜、違うなら〜、それでも違うなら〜・・・」という条件判断ができます。
if ( 条件 ) { 実行文; } else if( 条件 ) { 実行文; } else if( 条件 ) { 実行文; } ・ ・ else { 実行文; }
else ifは何個でもつなげることができ、上から順に条件が処理されていきます。
条件に当てはまり次第その実行文が実行され、if文全体を抜けます。
else if文のどれにも当てはまらなければという意味で、else文を最後に組み合わせることもできます。
今回の変数 a は-1なので、画面には「a < 0」と表示されます。
ではサンプルプログラムをビルドして実行してみましょう。
「a < 0」と画面に表示されます。
Visual Studioで新規プロジェクトを作り、次のcppファイルを作成して下さい。
【IfTest4.cpp】
#include <iostream> int main() { int a, b, p, q; a = 10; b = 5; p = a / b; q = a - p * b; if ( q == 0 ) { std::cout << "割り切れました。" << std::endl; } else { std::cout << "余りは、" << q << " です。" << std::endl; } }
変数 a と 変数 b の割り算をして割り切れるのか、もし割り切れなかったら余りを表示するプログラムです。
まず商を求めるために、p = a / b を計算しています。
もし余りがあっても無視されてp に格納されます。
変数、a, b, p, q はすべて整数型のint型です。
小数点以下は無視されます。
例えば変数aの値が12だったら実際は2.4なのですが、int型のため「.4」が無視され、変数pの値は2になるわけです。
割り算して商pを求めた後に、q = a - p * b の式で余りを求めています。
このプログラムでは余りは0なので、画面に「割り切れました。」と表示されます。
もし変数a の値が12だったら「余りは、2です。」と画面に表示されます。
ではサンプルプログラムをビルドして実行してみましょう。
「割り切れました。」と画面に表示されます。
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