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Visual Studioで新規プロジェクトを作り、次のcppファイルを作成して下さい。
【IfTest1.cpp】
#include <iostream> int main() { int a; a = 3; if ( a > 0) { std::cout << "a > 0" << std::endl; } }
このサンプルプログラムでは「if文」とよれる構文を使用しています。
「もし〜なら〜」という条件判断ができます。
if ( 条件 ) { 実行文; }
ifのあとの括弧の中に条件が入ります。
このプログラムでの条件は(a > 0)です。
変数aが、0より大きければ、このif文の中に記述されている実行文が処理されます。
このプログラムでの実行文は「std::cout << "a > 0" << std::endl;」です。
変数 aには3が入っていて0より大きい値なので実行文が処理されます。
その結果、「a > 0」が画面に表示されます。
もし「a=3-5;」のように変数の値を書き換えれば条件に当てはまらず、何も実行されずにプログラムは終了します。
ではサンプルプログラムをビルドして実行してみましょう。
「a > 0」と画面に表示されます。
Visual Studioで新規プロジェクトを作り、次のcppファイルを作成して下さい。
【IfTest2.cpp】
#include <iostream> int main() { int a; a = 10; if ( a >= 0) { std::cout << "a >= 0" << std::endl; } else { std::cout << "a < 0" << std::endl; } }
このサンプルプログラムでは「if-else文」とよれる構文を使用しています。
「もし〜なら〜、違うなら〜」という条件判断ができます。
if ( 条件 ) { 実行文; } else { 実行文; }
最初に処理されるのはifの括弧の中の条件です。
この条件に当てはまらなければ、elseの中括弧{}のなかの実行文が実行されます。
このプログラムでは変数 a の値は10なので、if文の中の実行文が実行されて「a >= 0」が表示されます。
そこでこのプログラムの変数 a の値を次のように変更するとどうなるでしょうか?
a = 10 - 12;
こうすると変数aの値は-2となるのでifの条件には当てはまらなくなります。
そのときはelseの実行文が実行されて「a < 0」と画面に表示されます。
ここでは不等号「>=」を使いました。
意味は〜以上です。
ではサンプルプログラムをビルドして実行してみましょう。
「a >= 0」と画面に表示されます。
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