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Javaプログラムではif文で複数の条件を組み合わせて、さまざまな処理を行わせることができます。
Visual Studio Codeで以下の「IfTest3.java」を作成します。
新規作成 【IfTest3.java】
public class IfTest3 { public static void main ( String[] args ) { int score = 0; System.out.println ( "最初の挑戦です。" ) ; if ( Math.random() > 0.5 ) { System.out.println ( "成功です。50ポイントを獲得しました。" ); score = score + 50; System.out.println ( "2回目の挑戦です。" ); if (Math.random() > 0.5 ) { System.out.println ( "成功です。50ポイントを獲得しました。"); score = score + 50; } else { System.out.println ("残念。ゲームオーバーです。" ); } } else { System.out.println ("残念。ゲームオーバーです。" ); } System.out.println ("あなたのスコアは" + score + "点です。" ); } }
ランダムに出てくる値が0.5より大きかったらスコアが50点ずつ増えていきます。
次も0.5より大きかったらまた50点増えます。
それ以外なら、ゲームオーバーの表示と獲得したスコアの合計が表示されます。
実行するごとに結果が違うので何回かやってみてください。
~/Desktop/Programming/JP $ javac IfTest3.java ~/Desktop/Programming/JP $ java IfTest3 最初の挑戦です。 成功です。50ポイントを獲得しました。 2回目の挑戦です。 残念。ゲームオーバーです。 あなたのスコアは50点です。 ~/Desktop/Programming/JP $ java IfTest3 最初の挑戦です。 残念。ゲームオーバーです。 あなたのスコアは0点です。 ~/Desktop/Programming/JP $ java IfTest3 最初の挑戦です。 成功です。50ポイントを獲得しました。 2回目の挑戦です。 成功です。50ポイントを獲得しました。 あなたのスコアは100点です。
Visual Studio Codeで以下の「IfTest4.java」を作成します。
新規作成 【IfTest4.java】
public class IfTest4 { public static void main (String[] args ) { boolean b1, b2, b3; b1 = Math.random() > 0.5; b2 = Math.random() > 0.5; if ( b1 ) { if ( b2 ) { b3 = true; } else { b3 = false; } } else { if ( b2 ) { b3 = false; } else { b3 = false; } } System.out.println ( b1 + "&&" + b2 + " = " + b3 ) ; } }
b1とb2の両方が0.5より大きかった場合のみtrue(真)となり、それ以外はfalse(偽)となります。
&&
は論理積で、”かつ”の意味があります。
両方ともtrue(真)の場合のみtrue(真)になります。
ちなみに||
は論理和で”または”の意味があります。
どちらかがtrue(真)であれば、結果がtrue(真)になります。
逆に言うと、どちらもfalse(偽)の場合、結果がfalse(偽)になります。
「b1 + "&&" + b2 + " = " + b3
」 にそれぞれ値が入力されて出力されます。
結果がtrueになるまで実行してみてください。
~/Desktop/Programming/JP $ javac IfTest4.java ~/Desktop/Programming/JP $ java IfTest4 false&&false = false ~/Desktop/Programming/JP $ java IfTest4 true&&false = false ~/Desktop/Programming/JP $ java IfTest4 true&&true = true
Visual Studio Codeで以下の「IfTest5.java」を作成します。
新規作成 【IfTest5.java】
public class IfTest5 { public static void main ( String[] args ) { boolean b1, b2, b3; b1 = Math.random() > 0.5; b2 = Math.random() > 0.5; if ( b1 ) { if ( b2 ) { b3 = true; } else { b3 = true; } } else { if ( b2 ) { b3 = true; } else { b3 = false; } } System.out.println ( b1 + " || " + b2 + " = " + b3 ); } }
b1かb2のどちらかが0.5を越えていればtrueとなり、どちらとも越えていないときだ けfalseとなります。
「||
」は論理和のことです。
どちらかがtrue(真)ならばtrue(真)になります。
b1 + " || " + b2 + " = " + b3
に条件が代入され出力されます。
何回か実行して、結果を確認してみてください。
~/Desktop/Programming/JP $ javac IfTest5.java ~/Desktop/Programming/JP $ java IfTest5 false || true = true ~/Desktop/Programming/JP $ java IfTest5 false || true = true ~/Desktop/Programming/JP $ java IfTest5 false || false = false
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