↓↓クリックして頂けると励みになります。
【04 | 簡単な計算をさせるプログラム】 << 【ホーム】 >> 【06 | if】
Javaプログラミングにおいて、「真(True)」と「偽(False)」は真理値(Boolean)として知られています。
これは条件式や論理演算などで使用され、プログラムの制御構造や条件分岐などに影響を与えます。
真(True): ある条件が成り立っていることを示します。たとえば、5 > 3は真であり、条件が満たされています。
偽(False): ある条件が成り立っていないことを示します。例えば、10 < 5は偽であり、条件が満たされていません。
Visual Studio Codeで真が偽かを判定するプログラムを作成します。
「Boolean.java」というファイル名で以下のJavaプログラムを作成して下さい。
新規作成 【Boolean.java】
public class Boolean { public static void main ( String [] args ) { boolean b; b = ( 10 < 100 ) ; System.out.println ( "10 < 100 は " + b + "です。") ; b = ( 10 > 100 ) ; System.out.println ( "10 > 100 は " + b + "です。" ) ; b = ( 10 == 100 ); System.out.println ( "10 == 100 は " + b + "です。" ); b = ( 10 != 100 ); System.out.println ( "10 != 100 は " + b + "です。" ); } }
ここでは、変数のデータ型としてboolean(ブーリアン)型を宣言しています。
boolean b;
これにより、変数bはtrue(真)かfalse(偽)のどちらかの値をとるようになります。
まず、最初の条件をみてみましょう。
b = ( 10 < 100 ) ; System.out.println ( "10 < 100 は " + b + "です。") ;
10より100の方が大きいので、b の値はtureとなります。
従って、「10 < 100 は trueです。
」という出力が得られます。
以下は同様の条件判定の式ですが、次の判定式はちょっと変わっています。
b = ( 10 != 100 );
この「!=
」は右辺と左辺が異なるかどうかを判定します。
「!
」は否定を表すので、「等しくない」という意味です。
10と100は等しくないので b はtrue(真)になります。
プログラムをコンパイルして結果を確認してみましょう。
~/Desktop/Programming/JP $ javac Boolean.java ~/Desktop/Programming/JP $ java Boolean 10 < 100 は trueです。 10 > 100 は falseです。 10 == 100 は falseです。 10 != 100 は trueです。
【04 | 簡単な計算をさせるプログラム】 << 【ホーム】 >> 【06 | if】
↓↓クリックして頂けると励みになります。