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Rubyにおける「クラス」とは、オブジェクト指向プログラミングにおいて、オブジェクトの設計図やテンプレートとなるものです。
クラスは、共通の特性や振る舞いを持つオブジェクトの集合を定義します。
具体的には、クラスはそのオブジェクトが持つ属性(インスタンス変数)や振る舞い(メソッド)を定義します。
クラスから生成された各インスタンスは、それぞれ独自の状態を持ち、同じクラスに定義されたメソッドを共有します。
要するに、Rubyのクラスはオブジェクトの設計図であり、そのクラスから生成されたインスタンスはその設計図に基づいて振る舞いや状態を持ちます。
Visual Studio Codeで以下の2つのプログラムを作ってみましょう。
新規作成1 【input.rb】
# input.rb class Input def readString() str = nil begin str = gets rescue puts 'エラー' end return str end def readInt() i = 0 begin str = readString() i = str.to_i rescue puts 'エラー' end return i end end
新規作成2 【inputtest.rb】
# inputtest.rb require './input.rb' class Inputtest # クラスのインスタンスを生成 n = Input.new() puts '名前を入力してください:-> ' # メソッドの呼び出し name = n.readString() puts name puts '数字を入力してください:-> ' # メソッドの呼び出し i = n.readInt() puts i end
クラスの定義は次のように行います。
class クラス名 end
クラス名はの最初の1文字目は必ず大文字のアルファベットにします。
@
で始まるインスタンス変数はクラス内でのみ有効になります。
クラスのメソッドを利用するには、最初にクラスのインスタンスを生成します。
変数名 = クラス名.new()
生成したインスタンスを変数に格納し、それを使用してメソッドを呼び出します。
変数.メソッド()
実行結果は以下の通りになります。
~/Desktop/Programming/RB $ ruby inputtest.rb 名前を入力してください:-> ギャンブラー ギャンブラー 数字を入力してください:-> 2 2
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