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C++における配列(Array)は、同じ型の複数の要素を連続したメモリ領域に格納するデータ構造です。
配列は、要素のインデックスによって個々の要素にアクセスすることができます。
C++では、標準配列や標準ライブラリで提供されるコンテナクラス(例えば、std::arrayやstd::vectorなど)を使用して配列を作成することができます。
Visual Studio Codeで以下のcppファイルを作成して下さい。
新規作成 【Hairetsu1.cpp】
#include <iostream> int main() { int hairetsu[10]; for(int i=0; i<10; i++) { hairetsu[i] = i; } for(int j=0; j<10; j++) { std::cout << hairetsu[j] << std::endl; } }
大きさ10の整数型配列を確保し、それぞれ0番目の要素から順に0,1,2・・・,9を代入した上、それらをディスプレイに出力するプログラムです。
多数の同じ型を持つ値を格納しておける変数を配列と呼びます。
配列は変数なので必ずブロックの先頭で宣言してメモリを確保しなければなりません。
また配列に格納できるのは同じ型の値であることも重要です。
配列を宣言するには次のように行います。
型 配列名[個数];
例1は、100個の整数を格納できる配列rei を宣言しています。
例2は、20個の文字を格納できる配列strを宣言しています。
例3は、53個の実数を格納できる配列jissuを宣言しています。
次のようにいくつかの同じ型の配列を同時に宣言することもできます。
int rei[100], seiseki[1000], num[50];
宣言は変数を格納する箱のようなものなので、宣言するだけでは中身が空の状態です。
次の例を見てください。
int rei[10]; ・・・・ rei[0] = 3; rei[5] = 10;
配列の指定は、 配列[要素番号]で指定します。
このとき注意するのは10個の大きさの配列を宣言したときの要素の数は10個ですが、番号は必ず0番目から始まる規則になっていますので、要素番号は0番から9番までとなります。
上の例では0番目と5番目に数字を格納していますので、以下のようになります。
[0] | [1] | [2] | [3] | [4] | [5] | [6] | [7] | [8] | [9] |
3 | 10 |
次の例は「配列 rei」のすべての要素に0を代入しています。
int i, rei[10]; ・・・・ for(i=0; i<10; i++) { rei[i] = 0; }
次の例は文字型の配列 str の要素に ’a’から’z’までの文字を順に格納しています。
char i, str[26]; ・・・・ for(i=0; i<26; i++) { str[i] = 'a' + i; }
文字も数字として考えることができますので、'a'に1を足すと'b'になります。
サンプルプログラムを実行してみましょう。
~/Desktop/Programming/CPP $ cd "/Users/**/Desktop/Programming/CPP/" && g++ Hairetsu1.cpp -o Hairetsu1 && "/Users/** /Desktop/Programming/CPP/"Hairetsu1 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9
Visual Studio Codeで以下のcppファイルを作成して下さい。
新規作成 【Hairetsu2.cpp】
#include <iostream> int main() { char name[11] = {'y', 'a', 'm', 'a', 'd', 'a', 't', 'a', 'r', 'o', 'u'}; for(int i=0; i<11; i++) { std::cout << name[i]; } std::cout << std::endl; }
char型の文字型配列 nameに文字を格納し、出力するプログラムです。
~/Desktop/Programming/CPP $ cd "/Users/**/Desktop/Programming/CPP/" && g++ Hairetsu2.cpp -o Hairetsu2 && "/Users/** /Desktop/Programming/CPP/"Hairetsu2 yamadatarou
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