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Django3.2 | 46 | QRオーダーシステムの構築 | デプロイ

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DjangoなどのPythonアプリケーションをデプロイする際に使うGunicornをインストールします。


「qrmenu_server」側のターミナルで作業します。
source ~/Desktop/venvqrmenu/bin/activateでアクティベートした状態で行います。


コマンド
pip install gunicorn==20.0.4


HerokuのConfigをDjangoの設定で読み込むためのパッケージ「django-on heroku」をインストールします。


コマンド
pip install django-on-heroku==1.1.2


バージョン確認するため、「requirements.txt」を作成します。


コマンド
pip3 freeze > requirements.txt


【Desktop/QRMenu/qrmenu_server/requirements.txt】

asgiref==3.7.2
certifi==2023.5.7
cffi==1.15.1
charset-normalizer==3.2.0
coreapi==2.3.3
coreschema==0.0.4
cryptography==41.0.2
defusedxml==0.7.1
dj-database-url==2.0.0
Django==3.2
django-on-heroku==1.1.2
django-templated-mail==1.1.1
djangorestframework==3.14.0
djangorestframework-simplejwt==4.8.0
djoser==2.1.0
gunicorn==20.0.4
idna==3.4
itypes==1.2.0
Jinja2==3.1.2
MarkupSafe==2.1.3
oauthlib==3.2.2
psycopg2==2.9.6
psycopg2-binary==2.9.6
pycparser==2.21
PyJWT==2.8.0
python3-openid==3.2.0
pytz==2023.3
requests==2.31.0
requests-oauthlib==1.3.1
six==1.16.0
social-auth-app-django==4.0.0
social-auth-core==4.4.2
sqlparse==0.4.4
stripe==2.56.0
typing_extensions==4.7.1
uritemplate==4.1.1
urllib3==2.0.4
whitenoise==6.5.0



「qrmenu_server/qrmenu_server/settings.py」ファイルに記述を追加します(4箇所)。


記述追加 【Desktop/QRMenu/qrmenu_server/qrmenu_server/settings.py】15行目

import os



記述追加 【Desktop/QRMenu/qrmenu_server/qrmenu_server/settings.py】50行目

MIDDLEWARE = [
    'django.middleware.security.SecurityMiddleware',
    'whitenoise.middleware.WhiteNoiseMiddleware', #追加
    'django.contrib.sessions.middleware.SessionMiddleware',
    'django.middleware.common.CommonMiddleware',
    'django.middleware.csrf.CsrfViewMiddleware',
    'django.contrib.auth.middleware.AuthenticationMiddleware',
    'django.contrib.messages.middleware.MessageMiddleware',
    'django.middleware.clickjacking.XFrameOptionsMiddleware',
]



記述追加 【Desktop/QRMenu/qrmenu_server/qrmenu_server/settings.py】146行目

STATIC_URL = '/static/'
STATIC_ROOT = BASE_DIR / "staticfiles"
STATICFILES_DIRS = [os.path.join(BASE_DIR, "static")]



記述追加 【Desktop/QRMenu/qrmenu_server/qrmenu_server/settings.py】165行目

try:
    import django_heroku
    django_heroku.settings(locals())
except:
    pass



staticfilesを作成します。
コマンド
python manage.py collectstatic


作成された「qrmenu_server/staticfiles」フォルダに、「qrmenu_react」側のビルドで作成された「qrmenu_react/build/static」フォルダの中身(cssとjs)を「qrmenu_server/staticfiles」フォルダにコピーします。

ファイルをコピー
ファイルをコピー



gitに設定登録します。
コマンド
git add .


「QRMenu/qrmenu_server」フォルダに「Procfile」を新規作成します。
作成した「Procfile」ファイルを以下のように編集します。



新規作成 【Desktop/QRMenu/qrmenu_server/Procfile】

web: gunicorn qrmenu_server.wsgi



ターミナルでherokuにログインします。


コマンド
heroku login


なんでもいいからタイプしろと言われるのでエンターキーを押します。

herokuログイン
herokuログイン



ブラウザでログイン画面が起動しますので、herokuにログインして下さい。

ブラウザでherokuにログイン
ブラウザでherokuにログイン



ターミナルで「Logged in」と出ればログイン成功です。

ログイン成功
ログイン成功



herokuでアプリケーションを作成します。
コマンド
heroku create


herokuのダッシュボードを見ると、新しくアプリケーションが作成されているのがわかります。

アプリケーション作成確認
アプリケーション作成確認



herokuでデータベースpostgresqlを利用しますので、プランを登録します。


herokuのダッシュボードで、右上の「Data」を選択します。

Data
Data



heroku Postgresを選択します。

heroku Postgres
heroku Postgres



「Install Heroku Postgres」をクリックしてインストールします。


プランは一番安い5$のminiにしました。
アプリケーション名を入力して検索して設定します。

アプリケーション名を検索
アプリケーション名を検索



「Submit order form」をクリックすると契約成立です。

オーダー
オーダー



契約してからデータベースの内容が確認できるまで時間かかります。
Internal errorが出たらしばらく時間を置いてから進めてください。


Dataでデータベース名を選択してください。

データベース名選択
データベース名選択



SettingsのView Credentials…をクリックします。

 View Credentials
View Credentials



データベースの設定を確認し、「qrmenu_server/settings.py」ファイルを編集します。


記述編集 【Desktop/QRMenu/qrmenu_server/qrmenu_server/settings.py】80行目

DATABASES = {
    'default': {
        'ENGINE': 'django.db.backends.postgresql',
        'NAME': 'd1sfcu25nkue06', #データベース名
        'USER': 'vfihsijycbjgnc', # ユーザ名
        'PASSWORD': 'f737acdacc8', #パスワード
        'HOST': 'ec2-3-234-204-26.compute-1.amazonaws.com',  # DBがあるサーバのIPアドレスやホストを入力。
        'PORT': 5432, #ポート番号
    }



setting.pyファイルのALLOWED_HOSTプロパティを変更します。


記述編集 【Desktop/QRMenu/qrmenu_server/qrmenu_server/settings.py】28行目

ALLOWED_HOSTS = ['*']



GitHubにコミットします。

Githubにコミット
Githubにコミット



QRMenu_Server側のgithubを確認してください。

github確認
github確認



静的ファイルに関する環境変数を設定します。
コマンド
heroku config:set DISABLE_COLLECTSTATIC=1


githubにコミットしたアプリケーションをherokuにpushします。
これには2種類の方法があります。


まずはherokuページからのpush方法です。
herokuのページにログインし、「Deploy」の「GitHub」をクリックします。

Deploy
Deploy



「ConnectTo GitHub」をクリックします。

Connect To GitHub
Connect To GitHub



「Authorize Heroku」をクリックします。

Authorize Heroku
Authorize Heroku



パスワードを入力し、レポジトリ名を入力後検索します。
レポジトリが出てきたらConnectをクリックします。

レポジトリ名検索
レポジトリ名検索



一番下の「Deploy branch」をクリックし、デプロイします。

Deploy a GitHub branch
Deploy a GitHub branch



成功メッセージが出ればOKです。

デプロイ成功
デプロイ成功



もう一つはコマンドでのpush方法です。
コマンド
git push heroku main

heroku CLI
heroku CLI



マイグレーションファイルをデータベースに適用します。
コマンド
heroku run python manage.py migrate


作成したherokuのデーターベースにスーパーユーザーを作成します。
コマンド
heroku run python manage.py createsuperuser


herokuのダッシュボードで右上の「Open App」をクリックするとデプロイしたアプリケーションが開きますので、動作を確認してください。

アプリケーションを開く
アプリケーションを開く


動作確認
動作確認



アドレスの最後に「admin/」を追加すると、管理画面が開きますので動作を確認してください。

管理画面
管理画面



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YAE C5 CLINIC(札幌美容クリニック)

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