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Pythonにおける論理演算は、真偽値(TrueまたはFalse)を扱うための演算です。
主な論理演算子としては以下の3つがあります。
AND(かつ)
and演算子は、左右の式がともにTrueの場合にTrueを返します。
それ以外の場合はFalseを返します。
OR(または)
or演算子は、左右の式のどちらかがTrueの場合にTrueを返します。
両方がFalseの場合にのみFalseを返します。
NOT(否定)
not演算子は、式がTrueであればFalseを、FalseであればTrueを返します。
つまり、真偽値を反転させます。
これらの演算子は、複数の条件を組み合わせて論理式を構築したり、条件文やループの条件判定に使用されます。
また、Pythonでは非真偽値を真偽値に変換する際にも論理演算が利用されます。
Visual Studio Codeでターミナルを開いて次の真が偽かを判定するプログラムを作ってみましょう。
新規作成 【boolean.py】
# boolean.py b = ( 10 < 100 ) print( '10 < 100 は ' + str(b) + 'です。' ) b = ( 10 > 100 ) print( '10 > 100 は ' + str(b) + 'です。' ) b = ( 10 == 100 ); print( '10 == 100 は ' + str(b) + 'です。' ) b = ( 10 != 100 ); print( '10 != 100 は ' + str(b) + 'です。' )
変数のデータ型としては、boolean(ブーリアン)型となります。
変数bはtrue(真)かfalse(偽)のどちらかの値をとります。
まず、最初の条件をみてみましょう。
b = ( 10 < 100 );
10より100の方が大きいので、b の値はtureとなります。
従って、「10 < 100 は trueです。
」という出力が得られます。
以下は同様の条件判定の式ですが、次の判定式はちょっと変わっています。
b = ( 10 != 100 )
この「!=
」は右辺と左辺が異なるかどうかを判定します。
「!
」は否定を表すので、「等しくない」という意味です。
10と100は等しくないので b はtrue(真)になります。
実行結果を確認してみましょう。
~/Desktop/Programming/Python_work $ python boolean.py 10 < 100 は Trueです。 10 > 100 は Falseです。 10 == 100 は Falseです。 10 != 100 は Trueです。
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