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Javaの2次元配列(two-dimensional array)は、配列の配列として定義されるデータ構造です。
1次元配列が要素を1つの方向に格納するのに対し、2次元配列は行と列の2つの方向に要素を格納します。
つまり、表形式のデータを表現するのに適しています。
Visual Studio Codeで以下の「Hairetsu5.java」ファイルを作成して下さい。
新規作成 【Hairetsu5.java】
public class Hairetsu5 { public static void main( String[] args ) { String[][] data = { { "a1", "a2", "a3" }, { "b1", "b2", "b3" }, { "c1", "c2", "c3" }, { "d1", "d2", "d3" } }; for( int i=0; i<data.length; i++ ) { for( int j=0; j<data[0].length; j++ ) { System.out.print( data[i][j] + "," ); } System.out.println( "" ); } System.out.println( "" ); for( int j=0; j<data[0].length; j++ ) { for( int i=0; i<data.length; i++ ) { System.out.print( data[i][j] + "," ); } System.out.println( "" ); } } }
int[ ][ ] data
と記述すると二次元の配列を表すことができます。
「Hairetsu5.java」プログラムを見てください。
配列データはこのようになっています。
String[][] data = { { "a1", "a2", "a3" }, { "b1", "b2", "b3" }, { "c1", "c2", "c3" }, { "d1", "d2", "d3" } };
今までの配列は、data[0]
やdata[3]
などと表していました。
二次元配列は、data[0][3]
やdata[1][5]
などと表します。
では実際にどのように格納場所を表せばよいかを見てみましょう。
data[0][0]
はa1
を表しています。
data[0][2]
はa3
を表します。
data[2][2]
は c2
です。
どのように対応するのか覚えておいてください。
String[][] data = { { data[0][0], data[0][1], data[0][2] }, { data[1][0], data[1][1], data[1][2] }, { data[2][0], data[2][1], data[2][2] }, { data[3][0], data[3][1], data[3][2] } };
作成したJavaプログラムをコンパイルして実行結果を確認します。
~/Desktop/Programming/JP $ javac Hairetsu5.java ~/Desktop/Programming/JP $ java Hairetsu5 a1,a2,a3, b1,b2,b3, c1,c2,c3, d1,d2,d3, a1,b1,c1,d1, a2,b2,c2,d2, a3,b3,c3,d3,
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