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メモ帳を開いて次の条件判定するプログラムを作ってみましょう。
【IfTest.java】
public class IfTest { public static void main ( String[] args ) { System.out.println ( "1st message" ); System.out.println ( "2nd message" ); if ( 10 > 100 ) { System.out.println ( "select true" ); } else { System.out.println ( "select false" ); } System.out.println ( "last message" ); } }
では、プログラムの内容をみていきましょう。
このプログラムは、if 文という構文を使っています。
if(条件) { } else { }
もし、ifのあとの括弧()内の条件に当てはまれば、その後の中括弧{}内の処理が実行され、elseの中括弧{}内の処理は行われません。
もし、ifの括弧()内の条件に当てはまらなければ、elseの中括弧{}内の処理が行われます。
このことをふまえて、プログラムを見ていきます。
if ( 10 > 100 ) { System.out.println ( "select true" ); }
条件(10>100)は明らかにfalse(偽)ですから、「select true」という文字列は表示されずにeleseの処理に移ります。
else { System.out.println ( "select false" ); }
elseの処理に移り、「select false」という文字列が表示されます。
ではコンパイルして出力結果を見てみます。
もう一つ、条件判定するプログラムを見てみましょう。
【IfTest2.java】
public class IfTest2 { public static void main ( String[] argv ) { double x = Math.random(); if ( x > 0.8 ) { System.out.println ( "今日のあなたはとても幸運です!" ); } else if ( x > 0.5 ) { System.out.println ( "今日のあなたはちょっと幸運です。" ); } else if ( x > 0.2 ) { System.out.println ( "今日のあなたはちょっと不運です。" ); } else { System.out.println ( "今日のあなたはかなり不運です!"); } } }
このプログラムでもif文を使っていますが、前のプログラムでは出てこなかった「else if」というのが新しく出てきています。
また、Math.random();というものも出てきています。
これは、javaのパッケージの中に含まれるもので、double型で使用します。
これにより、「0以上1.0未満の値」をランダムに得ることができます。
パッケージについてはもっと後に詳しく説明しますので、今はこうすればランダムな値が出てくるんだなくらいに覚えておいてください。
それでは、今回出てきた構文を見ていきましょう。
if (条件) { } else if (条件) { } else { }
このプログラムでは最初、if (条件) から読み込まれます。
その後、else if (条件)が読まれます。
else if は何個でも記述することができます。
条件に当てはまるものが何もなければ、最後にelseが実行されます。
では、コンパイルして結果を確認してみましょう。
何回か実行してみて確かめてください。
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