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C++プログラミング入門その3 計算をするプログラム2

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Visual Studioで新規プロジェクトを作り、次のcppファイルを作成して下さい。


【Keisan2.cpp】

#include <iostream>

void main() {

	int a, b, c;

	a = 92;
	b = 4;
	c = a + b;
	
	std::cout << "a + b = " << c << std::endl;
}



このプログラムは、92+4の計算結果を表示させるものです。


まず最初に、変数の型の宣言が前回と違うのに気づくはずです。
変数の同じ型の宣言は、今回のように一度に行うことができます。


同じ型の変数宣言は、次のように宣言することができます。

型名 変数名,変数名,変数名,・・・・;



このプログラムでもう一つ説明することがあります。
std::cout文の記述です。

std::cout << "a + b = " << c << std::endl;



ダブルコーテーション「””」で囲まれているところは、そのまま画面に標準出力されます。
囲まれていない変数名「c」は、格納されている値が表示されます。


これは、次のように応用できます。

std::cout << "計算式 a + b の計算結果は、" << c << "です。"<< std::endl;



では、サンプルプログラムをビルドしてデバッグしてみましょう。
「a + b = 96」とコマンドプロンプトに表示されます。





Visual Studioで新規プロジェクトを作り、次のcppファイルを作成して下さい。


【Keisan3.cpp】

#include <iostream>

void main() {

	int a, b, c, d, e;

	a = 92;
	b = 4;
	c = a + b;
	d = a - b;
	e = a / b;
	
	std::cout << "a + b = " << c << std::endl;
	std::cout << "a - b = " << d << std::endl;
	std::cout << "a / b = " << e << std::endl;
}



では、サンプルプログラムをビルドしてデバッグしてみましょう。
変数a, b の足し算、引き算、割り算の計算結果が表示されるはずです。
このように、2項演算子を使っていろいろな計算ができ、std::coutで計算結果を表示することができます。




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